2009/11/2

水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)
「燃料電池自動車1,100km長距離走行実証」実施のお知らせ

水素・燃料電池実証プロジェクト(呼称:JHFCプロジェクト)は、燃料電池自動車(FCV)による1,100kmの長距離走行実証を実施いたしますのでお知らせします。
このイベントは、FCVによって東京―福岡間1,100kmを走行し、FCVが実用的に十分な長距離走行が可能であることを実証します。霞ヶ関 経済産業省にて出発式を行い、ゴールである北九州水素ステーションまで2日間で走行します。 またプレイベントとして日光水素ステーション開所式、ポストイベントとして九州大学水素ステーションでの完走式を予定しており、FCVの実用性と水素インフラの拡充を体現するものです。
各地で予定されているイベントの概要は、下記スケジュールの通りです。

プレイベント 11月10日(火) 日光水素ステーション開所式(斎藤日光市長出席予定)
長距離走行 11月11日(水) 東京 霞ヶ関出発式→愛知→大阪
11月12日(木) 大阪→北九州 ゴール
ポストイベント 11月13日(金) 北九州→九州大学 完走式(麻生福岡県知事出席予定)
■ 長距離走行の参加車両
長距離走行の参加車両
FCHV-adv X-TRAIL FCV FCX Clarity

FCVは水素と空気中の酸素の反応で電気をおこして走る電気自動車の一種です。電気自動車の特徴である騒音が少なくスムースで強力な加速性能や高効率性に加えて、今回の実証目的でもある、十分実用的な航続距離と燃料補給などの利便性を兼ね備えた車両として期待されています。また、FCVの燃料となる水素は様々なエネルギー源から製造(転換)可能で、エネルギー源の多様化に寄与するクリーンな自動車燃料です。走行中に排出するのは環境への悪影響が全くない水(水蒸気)のみで理想的なクリーン自動車といえます。更に化石燃料から水素を製造した場合でも総合的な効率が極めて高いため、CO2削減に寄与し、低炭素社会の構築に向けて期待される技術の一つです。

JHFCプロジェクトとは、2002年度より経済産業省が実施、FCVと水素インフラの実現・普及に向けた実証研究です。2009年度からはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業となり、財団法人石油産業活性化センター(理事長 西尾進路)、財団法人日本自動車研究所(理事長 青木哲)、財団法人エンジニアリング振興協会(会長 増田信行)、社団法人日本ガス協会(会長 市野紀生)の4者共同体制で事業展開しています。

 

【本件に関するお問い合わせ】

(財)日本自動車研究所 FC・EV研究部 企画・実証グループ 西尾、渡辺   電話 (03)5733-7927