2009/11/9

水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)
「燃料電池自動車1,100km長距離走行実証」実施のお知らせ(詳細情報)

水素・燃料電池実証プロジェクト(呼称:JHFCプロジェクト)は、燃料電池自動車*(FCV)による1,100kmの長距離走行実証を実施いたしますのでお知らせします。
今回の長距離走行実証は、燃料電池自動車の技術の進歩、特に大きな特徴である航続距離(満タンの燃料で走ることができる距離)が従来のガソリン車と同等まで進化したことを広く示す目的で、東京から福岡までの1,100kmを途中2回の水素充填で走行するものです。
燃料電池自動車の実用化に向けた開発を積極的に進める日本の自動車会社3社から、最新の燃料電池自動車3台が参加して、11月11日に東京霞ヶ関を出発し、東名・名神・山陽自動車道など主に高速道路を走行、12日に福岡県北九州市に到着する予定です。途中、愛知県庁と大阪府庁への表敬訪問も予定されています。

*燃料電池自動車は、水素と空気中の酸素の反応で電気をおこして走る電気自動車の一種です。電気自動車の特徴である騒音が少なくスムースで強力な加速性能や高効率性に加えて、今回の実証目的でもある、十分実用的な航続距離と燃料補給などの利便性を兼ね備えた車両として期待されています。また、燃料電池自動車の燃料となる水素は様々なエネルギー源から製造(転換)可能で、エネルギー源の多様化に寄与するクリーンな自動車燃料です。走行中に排出するのは環境への悪影響が全くない水(水蒸気)のみで理想的なクリーン自動車といえます。更に化石燃料から水素を製造した場合でも総合的な効率が極めて高いため、CO2削減に寄与し、低炭素社会の構築に向けて期待される技術の一つです。

プレイベント 11月10日(火) 12:30-13:30 日光水素ステーション開所式(斎藤日光市長出席予定)
長距離走行 11月11日(水) 8:30-8:45
東京霞ヶ関 経済産業省にて出発式(詳細後述)
16:00 愛知県庁表敬訪問
20:00 大阪着
11月12日(木) 9:00 大阪府庁表敬訪問
18:00 北九州水素ステーション ゴール
(到着時間は道路事情により遅れる可能性があります。)
ポストイベント 11月13日(金) 10:00 北九州市役所表敬訪問
15:20-16:00 完走式 九州大学伊都キャンパスにて
(麻生福岡県知事出席予定)

【霞ヶ関 出発式について】


1. 開催日時

平成21年11月11日(水) 8:30~8:45

2. 場所

経済産業省 中庭駐車場(東門前)

3. 出席予定者
  • 経済産業省 経済産業副大臣 松下忠洋
  • 経済産業省 経済産業副大臣 増子輝彦
  • 経済産業省 経済産業大臣政務官 高橋千秋
  • 経済産業省 経済産業大臣政務官 近藤洋介
  • 経済産業省 資源エネルギー庁 長官 石田徹
  • 経済産業省 製造産業局 局長 平工奉文
  • (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構  理事長 村田成二
  • JHFC企画実行委員会 委員長 石谷久(東京大学名誉教授)
  • HFC実施4団体代表:
    (財)石油産業活性化センター 理事長 西尾進路(新日本石油㈱代表取締役社長)
    (財)日本自動車研究所  理事長 青木哲(本田技研工業㈱取締役会長)
    (財)エンジニアリング振興協会 理事長 山田豊(東洋エンジニアリング㈱取締役社長)
    (社)日本ガス協会  会長  市野紀生(東京ガス㈱取締役会長)
4. 出発式の概要
  • 主催者挨拶(石谷委員長)
  • 来賓挨拶(経済産業省代表)
  • 出発確認の署名(経済産業省代表)
  • テープカット
  • フォトセッション
  • 燃料電池自動車出発

【長距離走行の参加車両】


長距離走行の参加車両
FCHV-adv X-TRAIL FCV FCX Clarity

【燃料電池自動車1,100km長距離走行実証】


燃料電池自動車1,100km長距離走行実証

JHFCプロジェクトとは、2002年度より経済産業省が実施、FCVと水素インフラの実現・普及に向けた実証研究です。2009年度からはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業となり、財団法人石油産業活性化センター(理事長 西尾進路)、財団法人日本自動車研究所(理事長 青木哲)、財団法人エンジニアリング振興協会(会長 増田信行)、社団法人日本ガス協会(会長 市野紀生)の4者共同体制で事業展開しています。

 

【本件に関するお問い合わせ】

(財)日本自動車研究所 FC・EV研究部 企画・実証グループ 西尾、渡辺   電話 (03)5733-7927