【海外雑誌が無料!?】読むための仕組みは?どんなものがあるのか?

生活を豊かにしたり、自分の知識を増やしたりするために、海外の雑誌を参考にしたいと思ったことはありませんか?
特にITやデザインなどの分野では、海外は日本よりも数歩、年数にすると数十年も先に進んでいる場合があります。雑誌も紙ベースのものだけはありません。
日本でも複数の雑誌が月額数百円で読める、電子書籍タイプのアプリなどが流行っていますが、海外にはなんと無料で複数の雑誌が読み放題のサイトがあるのです。
それらはいったいどのサイトでダウンロードすればいいのでしょうか?
ここでは無料の雑誌読み放題サイトの紹介やダウンロード方法、使い方などをご紹介します。
目次
海外の雑誌が無料で読めるサイトとは?どんな仕組み?

@miya227
紙の書籍をPDF化してデジタルに
無料で雑誌を読むことができる、ちょっと信じがたいようなサイトが海外にはあるそうです。こちらでは、その代表的なものをご紹介します。
最近では、日本でも雑誌を読めるサイトがあり、初月無料などではあるものの完全無料ではありません。それが、海外の雑誌が「無料で読める」サイトが存在するのです。
いったいどんなサイトなのでしょうか?
そして、読むための仕組みはどうなっているのでしょうか?
実はこれらのサイトは紙の書籍をPDF化し、デジタル化した上で電子書籍にしています。そうすることで、スマホやタブレット、またはPCでも読めるようになります。
こうしたサイトの著作権が果たしてどうなっているのかは謎なのですが、有名な海外の雑誌が手軽に、自宅に居ながらにしてPCやタブレット、スマホなどで読むことができ、しかもそれが無料だとなれば、読まない手はないでしょう。
海外のセンスなどが必要な人はもちろんのこと、自分の興味のあるジャンルで英語の勉強もできるので、一石二鳥ではないでしょうか。
※著作権を侵害するダウンロードは違法となります
世界中のどんな雑誌が読めるのか?
そのサイトでは、世界中のどんな雑誌が読めるのでしょうか?現在、こうした世界中の雑誌が無料で読めるサイトは増加する傾向にあります。
日本の雑誌では、「週プレ」(元週刊プレイボーイ)をはじめ、FLASH、ヤングマガジン、SPA!などの週刊ものから、漫画アクション、大衆、さらにMEN’S EX、GQ、などのファッション誌まであります。
海外の雑誌では、Photographer、Outdoor Photographerといった写真もの、Outdoor Life,Becett Baseball,Becett Football,Weman’s Fitness, Runnerといったスポーツもの。
T3、The New York Times Magazine、PENTHOUSE、Rollilng Stonesといったメジャー雑誌、,Cycle World, DIESEL World,Scooterists,といった乗り物系、Food networkといった料理ものなどです。
そうそうたる雑誌も無料で読めてしまうのですね。
どういった形態のサイトか。スマホやタブレットでは読めるのか?
かつては電子書籍というと、クリックするとそのまま開くタイプのサイトが多かったものです。現在はスマホやタブレットが普及するにつれて、PDF化され、一旦内容をダウンロードしてから読むタイプに変わってきています。
好みの雑誌を選んでクリックしたら、まず「アップローダー」と言われるサイトにつながります。そこから回線速度を選ぶサイトに飛ぶようになっていますが、その際に無料版では2分程度待たされるようになります。
もうひとつの有料版を選ぶと、待ち時間は限りなく少なくダウンロードすることができます。有料版は30日期限~1年間の期限があり、それぞれ約15米ドル~99米ドルです。
ダウンロードが終わると、キャプチャーコードを入れるように促されます。入力するとダウンロード画面にたどり着き、本が読めるようになります。
代表的な無料海外雑誌購読サイトとは?

@beeboys
PDF giant
現在では、日本でも雑誌が読み放題のアプリやサイトがあり、話題になっています。そこで、海外ではなんと「無料」で雑誌が読めてしまうサイトがあるのです。いったいどんなサイトなのでしょうか?
今のところ、海外の雑誌が読めるサイトとしては世界で最大、また収蔵する雑誌数も多いです。色々なジャンルの雑誌を網羅しているため、PCの専門誌にも掲載され、さらに購読者数が増えたようです。
購読の形式はPDFをダウンロードする形式で、PCやタブレット、スマートフォンでも読めます。
PCではデフォルトでソフトがインストールされていますが、スマートフォンやタブレットでは、自分でインストールしなくてはならないケースも多いので、購読する前には忘れずにインストールしておきたいものですね。
ただし、本のページがそのままスキャンされているような状態で読むため、画面が大きいほうが読みやすいのではないでしょうか。
雑誌の選び方は、まずトップページ上部にEnglish,Italian,French,Spanishなどのボタンが並んでいますが、その横の「Choose」のボタンを押すとその他の言語で書かれた雑誌が出てきます。
さらにその他の言語の中には日本語もあり、ヤングマガジン、FLASH、SPA!他の雑誌が読めるようになっています。ジャンル分けはあるのですが、サイトの下部にあるためちょっと気づきにくいかも知れません。
http://pdf-giant.com/
Magazines-Pdf.com.
トップページの目立つところにカテゴリー分けがあり、そのカテゴリーの順番に雑誌のバナーが並んでいるので、とても見やすくて探しやすいサイトです。
見たところでも30以上のカテゴリーが並んでおり、ミリタリー、ゲイ、アビエーション&スペースなどのジャンルがあるのも外国らしいところではないでしょうか。
もちろん、こちらのサイトには日本の雑誌もあります。
購読希望の本のバナーをクリックすると、その本の表紙が大きくなり、横に「ダウンロード」のボタンが現れます。そのボタンを押すとダウンロードができるのですが、開始までに90秒程度の待ち時間が必要です。
やはり「有料版」のお誘いがあり、「待ち時間なし」の表示は非常に魅力的に感じます。30日、60日、180日、360日の間はフリーでダウンロードができる月極料金が設定されており、それぞれ、14.95米ドル、39.95米ドル、69.95米ドル、99.95米ドルの料金がかかります。
90秒待てば無料でダウンロードできるのですが、デジタル時代になって世界的に「待てない」人が増えているのでしょうか。ついつい有料版を選んでしまう人もいるようです。
http://magazines-pdf.com/
Magazines PDF
Magazines PDFも上記2つとほぼ同じ形式のフリーマガジンです。デザインがスッキリしており、カテゴリーも60種類以上と多いです。
上記2つのように日本語他、世界的に見てもマイナー言語はChooseのカテゴリーの中に入れられていなく、ちゃんと「言語」から選べるようになっています。実はこのサイトは、2016年に立ち上がったばかりで、カテゴリー数は多いものの、コンテンツ数としては、それほど多くはありません。
ダウンロードには下にあるボタンを押すと、Flolenfile.comというサイトに飛びます。やはりハイスピードでのダウンロードにはお金がかかるようで、約8米ドル(29日)~約80米ドル(約364日)の選択肢があります。
無料版は90秒待てば、ダウンロードが可能となりますが、1日1ファイルのみ、ダウンロード容量は3日で2GB、最高400MBまでが可能などと細かい制限が設けられています。
海外のフリーペーパーが読めるサイトや日本発のサイトもある!

@miya227
海外のどの地域のフリーペーパーが読めるの?
なんと海外にはフリーペーパーも読めてしまうサイトがあるのです。もともとは無料のものですが、その土地に行かないと手に入らなかったフリーペーパー。
しかし今では、日本に居てもPCやスマホ、タブレットで世界中のフリーペーパーが読めてしまう時代なのです。「フリペワールド」というもので、南北アメリカはもちろん、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アフリカをカバーしています。
PDF形式になっていて、クリックすると開くロンドンや香港のものから、クリックでフリーペーパーの紹介だけのものがあったり、すでにNot foundが出てしまうものまでと千差万別。
多くは海外在住の日本人向け、またはその土地を訪れる日本人旅行者向けのフリーペーパーとなっています。
クリックで旅の最新情報がゲットできたりと非常に有益なものがある一方で、フリーペーパーの紹介だけだったりと、コンテンツの差が多いことも気になります。
http://www.furipe-world.com/
日本発!海外雑誌も読めるサイト
海外雑誌が無料で読めるのは、なにも海外のサイトだけではありません。もちろん全ては読めませんが、fujisan.co.jpという日本発のサイトでは、海外雑誌の一部が無料で読めます。
こちらには無料でも90秒待たなくてはならないといったような制限がなく、クリックすればすぐに開きます。
無料で読めると言っておきながらダウンロードに90秒ほど待たせて、有料版に移行すると待ち時間なしといったような制限もありません。
なお、無料で読むには名前、パスワード、生年月日、性別などの登録が必要です。
Kindleで洋書の青空文庫を体験する!
Amazonが販売する、読書に特化したツールであるKindle(キンドル)。なんと、このKindleで書作権が切れた洋書の青空文庫を体験できるのです。
約17cm×13cmのコンパクトなボディーなので、旅行に行くときにも本の持ち運びが便利!ただし、本の内容のすべてが読めるわけでなく、一部が制限されるなどの不便な点もあります。
ですが、隙間時間で読むことができるので、知らず知らずのうちに一冊が読めてしまえます。
この青空文庫を体験するには、KindleのPaperwhiteというモデルがおすすめです。通常版よりもずいぶん高価(18,000円程度)ですが、最適な読書環境が手に入ります。
しかし、KindleがなくてもPCやスマホの専用アプリを入れれば、購読可能です。
また、少しお金を出しても本の内容を全部読みたいといった場合には、Kindle Unlimited(月額980円)というプランがおすすめ。これなら読書範囲を制限されることもありません。
まとめ
海外発の雑誌無料購読サイトは、日本の雑誌界にも大きな衝撃を与えました。無料版であっても90秒待てば、雑誌の全部が無料で読めるというサービスは今のところ国内サービスにはありません。
国内サービスでは、AmazonサイトのKindleの日本語版サイトが頑張ってはいますが、こちらで無料版の読書ができるのは本の一部だけです。全部読むためには、Kindle Unlimitedに加入しなければなりません。
いずれにしても、無料や安価で多くのジャンルの雑誌を読むことができる時代になったことは喜ばしいことですね。